「白い恋人」…北海道以外でなかなか買えない中、静岡・牧之原SAで想定外の売れ行き

 静岡県牧之原市の東名高速道牧之原サービスエリア(SA)上り線の売店では、今月18日から北海道の土産品「白い恋人」が、期間限定で販売されている。同SAを運営する静鉄リテイリングが、「コロナ禍で北海道に行きたくても行けない方々に、北海道に行った気分を味わってほしい」との思いで企画。店内の特設コーナーに12~36個入りの商品を並べたところ、購入者が相次いでいるという。同店の小沢藤則店長によると、販売目標は最終日の10月17日までに「1000個」だったが、開始4日目の21日午後1時までに628個を販売。その状況から、小沢店長は「想定外のペースですが、最終日まで商品を切らせることなく、皆さまに喜んでいただきたいです」と追加発注を明言した。

 同社によると、白い恋人の販売は、北海道以外では、空港国際線の免税売店や百貨店で開催される「北海道物産展」などに限られ、購入できる機会は少ないという。なお、同社が運営する新東名高速道静岡SA(上り線、下り線)の売店でも、18日から「白い恋人」の販売をしているが、同社では「白い恋人を静岡県内のサービスエリアで販売するのは、東名と牧之原と新東名の静岡が初めてのことです」と話している。

画像: 「白い恋人」を販売している東名高速道路牧之原SA上り線の売店

「白い恋人」を販売している東名高速道路牧之原SA上り線の売店