静岡ホビーショー開幕 出展数過去最多4年ぶりに海外からのバイヤーの姿も 静岡市
静岡ホビーショー開幕 出展数過去最多4年ぶりに海外からのバイヤーの姿も 静岡市
10日から開幕した「静岡ホビーショー」。
61回目を迎えた今年は、国内の有名ホビーメーカーなど、97の企業や団体が集結。
プラモデルを中心に、鉄道模型など、新しい製品をお披露目しています。
10日と11の2日間は業者向けの公開日。あさっては県内の小中高生の招待日で、週末には「事前予約制」の一般公開日が控えています。
新型コロナの拡大前には一般公開の2日間で、およそ7万人が訪れていた国内最大級の模型イベントである「静岡ホビーショー」。
初日を迎えたきょうは、4年ぶりに海外バイヤーの姿も。国内外から多くのバイヤーが静岡に集結しました。
チリから来たバイヤー:
「チリから来ました。タミヤと取引している。これまで35年くらい。(ホビーショーには)5~6 回すでに来ている。いつも素敵だよ。新しいものを見るのがおもろしい。私にとっては直接顔を合わせて会うのがとても大事」
千葉から来たバイヤー:
「すごく楽しい商品が多いので見ていてとても楽しい。毎年来ているが、我々みたいなお客さんもすごく増えていて賑やかでコロナ前に戻っている状態」
インドネシアから来たバイヤー:
「コロナ禍で3年参加できなかった。ようやくここに戻ってこられたよ。私たちはバンダイのガンダムをインドネシアで売っている。他の製品もとても良いのでインドネシアに持っていきたい」
タミヤ会長 静岡模型教材協同組合 田宮俊作理事長:
「静岡の模型がないと海外が困る。彼らも来なければいけない。静岡に来て皆楽しんでいる。」

「バンダイ」

コロナ禍の巣ごもり需要を背景に、
ここ数年人気が高まっているのがプラモデル。
静岡市内に工場を持つ、バンダイのブースに行ってみると、国内外で大人気の「ガンダム」のプラモデルに多くの視線が集まっていました。
バンダイスピリッツ ホビービジョン 小川健太郎さん:
「コロナ禍の巣ごもり需要の中で初めてプラモデルを作ってみた方も多くいた。
一回プラモデルから離れていた方がまた戻ってきて(プラモデル作りを)始めていただいた。
数年前からプラモデルを作っている人数としては非常に伸びています」
県内では今、空前の「徳川家康」ブームですが、その影響は「ガンダムのプラモデル」にも!
金色に輝く甲冑をまとったガンダム。

その名も「徳川家康バージョン」です。
今年の夏に発売予定。注目を集めそうな新商品です。
「バンダイ」のブースにはこんなプラモデルも。
一見、普通の恐竜のプラモデルに見えますが・・・
バンダイスピリッツ ホビービジョン 小川健太郎さん:
「骨からくみ上げて、そこに外皮という外側のパーツを付けていく商品。
組み立てることで、より恐竜の事を理解 学習できるプラモデル」
こちらの「プラノサウルス」は、プラモデル初心者にもオススメだと言います。
バンダイスピリッツ ホビービジョン 小川健太郎さん:
「この商品はニッパーや接着剤といった道具が一切不要で組み立てられる。初めて作る方も作りやすい商品になっています」
「ウディジョー」
こちらは静岡市駿河区の「ウディジョー」のブース。
木型模型のメーカーで、寺院やおみこしなどの模型を手掛けています。
こちらにも、家康ブームの影響が!
「久能山東照宮の楼門」の模型がありました!
ウッディジョー 常木則男 社長:
「竹あかりを再現して楼門を作ったらどうかなと思って
竹あかりをつくっているところまで行って見せてもらって作った。
家康はこの平和な時代を作ってくれたということで
なんとかこれを作って穏やかにお参りしたりできたらと思っている」
そして150分の1の大きさになった「駿府城」の模型も。

正確な設計図がまだ発見されていない中での製作ですが・・・。
ウッディジョー 常木則男 社長:
「静岡に本物を作ってもらえたらなぁと思い作ってみた
もし みんなが「ここは違うのではないか」と、みんなが気持ちを一緒にして作れたらいいんじゃないかなと思って、これは試作品で作った」

「青島文化教材社」
一方、こちらは静岡市葵区の模型メーカー「青島文化教材社」。
スーパーカーや飛行機などのプラモデルで有名ですが
会場でひと際目を引いているのがこちら。

1985年に第1作目が公開され、今も世界中にファンが多い映画「バックトゥザフューチャー」で使用された名車「デロリアン」を青島がプラモデル化したんです。
青島文化教材社 海野竜介さん:
「弊社では30年以上前にこちらのプラモデルの販売はしていた。年月が経つにつれて、好きな方から「もうちょっといいやつが欲しい」という意見がものすごく寄せられた」
「30年以上前の金型の商品も、今なお売れ続けている商品なものですから、新金型でいいものを作って売れるんじゃないかということで、今回こちらを商品化させていただいた」

今回の「デロリアン」のプラモデル。気合が入っているそうです。
青島文化教材社 海野竜介さん:
「ドアが開く。 中が見せられるというのをどうしてもやりたかった。中もかなり(中も)改造されていますので、これをやっぱり見せたいということで、ドアを開くようにしたのが、一番のポイントです」
世界に誇る静岡のホビー産業。
今後どのように飛躍していくのか、国内外のバイヤーやファンが注目しています。
