上半期企業倒産件数 去年を大幅に上回り4期ぶりに100件超え113件 静岡県
上半期の静岡県内企業の倒産件数は去年と比べて大幅に増え、4期ぶりに100件を超えたことが、民間の信用調査会社のまとめでわかりました。
帝国データバンクによると、上半期の負債額1000万円以上の県内企業の倒産は、去年の同じ時期と比べて31件増え、113件でした。
新型コロナ関連の融資や補助金などによって、倒産件数は近年抑制されていましたが、4期ぶりに100件を超えたということです。
倒産の主な要因は、88件が不況型倒産で、その9割以上が販売不振でした。
負債総額は162億900万円、100億円以上の超大型倒産はありませんでしたが、件数が大幅に増加したため去年より33億円以上増えました。