鉄道高架事業の反対派が静岡・沼津市長に署名を提出 「コロナ禍で困窮する市民が優先…」
静岡県のJR沼津駅周辺の鉄道高架事業に反対する団体が、今年8月までのおよそ1年で集めた署名を沼津市の頼重市長あてに提出しました。
「1015筆の市民の署名を頼重秀一市長あてに提出します」
午後、JR沼津駅周辺の高架化事業に反対する団体の代表、沼津市議会の梅沢弘議員ら3人が市役所を訪れ、今年8月1日までのおよそ1年で集まった署名1015筆を頼重秀一市長あてに提出しました。
署名では高架事業費のうち市が負担する383億円を、コロナ禍で困窮している市民のためと、沼津駅の南北の自由通路・橋上駅の実現のために使うことを求めています。
梅沢弘市議:「コロナの生活困窮者に対することが最優先だろうということを、市長にわかってもらいたく署名を集めた。(1015筆は)少ないと思うが、それなりの一定の数は集まったのではないかと思う」
梅沢市議らはこれまでに県や国に対しても署名を提出しています。