「地域や住民をつなぐ役割を果たせない」スタバが出店辞退の意向 静岡市・城北公園整備計画
静岡市が進める城北公園の整備計画で、核となるテナントの大手コーヒーチェーン店が出店辞退の意向を示している事がわかりました。
静岡市葵区の城北公園は、駐車場がなく施設も老朽化しているため、市が民間のアイデアを活用するPFI事業として整備計画を策定しています。事業者となる企業グループは、大手のコーヒーチェーン「スターバックス」の出店を提案していましたが、静岡市によりますときのうグループから「スターバックスが出店辞退の意向を示している」という報告があったということです。スターバックスコーヒージャパンは、「地域社会の一員として、地域や住民をつなぐ場として役割を果たせないと判断した」としています。この計画に対しては、市民22人が市民参画の手続きを無視しているなどとして事業の差し止めを求めて監査請求し、先日、市の監査委員が請求棄却の判断を示していました。