静岡県選出議員らが特別国会に初登院 女性問題渦中の山崎議員は「記事は概ね事実、心からおわびを申し上げたい…」
静岡県選出の衆院議員が続々登院
根方ゆき乃記者:「先月の衆院選を受け、特別国会が召集されました。初当選した県内議員らも国政への決意を新たに初登院します」
きょう召集された特別国会。静岡県選出の国会議員で、一番乗りで登院したのは比例で復活当選を果たした今回が初当選の国民民主党・田中健衆院議員です。
国民民主党(静岡4区)
田中健衆院議員:「いつかは国会で仕事がしたいということで、地方議員から積み重ねてきまして、やはり見える景色は違います。ここで自分が仕事をして、その決断によって日本の将来が変わってくるんだという思いなので、いま身の引き締まる思いで改めてこの場を迎えた」
また、静岡3区で自民党との一騎打ちを制し4年ぶりに国会に戻ってきた、立憲民主党の小山展弘議員は
立憲民主党(静岡3区)
小山展弘衆院議員:「初当選の時のような気持ちを覚えていて、この初心を忘れずに/また今回のコロナ対策といったことも臨時国会が始まればこれは目玉になってくると思うが、現在本当に生活やあるいは経営、あるいは経済の低迷で苦しんでいる方がいるのでそう言った声も伝えつつ提案・提言をしていきたいと思っている」
そして、小選挙区で初勝利となった自民党の勝俣孝明議員。自民党の政調副会長を務めます。
自民党(静岡6区)
勝俣孝明衆院議員:「前3回比例復活当選だったので、そういう意味では本当に新しい気持ちで小選挙区で当選したというこの民意の重さを感じながら、正門をくぐらせていただいた。政調副会長という重責をいただきました。地元に限らず、視野をしっかりと広げていきたいと思っている」
そして、小選挙区で自民党候補を初めて破った立憲民主党の源馬謙太郎議員は
立憲民主党(静岡8区)
源馬謙太郎衆院議員:「小選挙区で国会に送ってもらうことになったので、その責任の重さと浜松の皆さんの声をちゃんと国会に届けないといけないという、浜松の代表という意味と自動車産業やものづくりのまちの代表という意味でしっかり取り組んでいきたいと思う」
また、自民党への入党が認められた細野豪志議員。入党後、初めて取材に応じました。
自民党(静岡5区)
細野豪志衆院議員:「8回目のバッジをつけさせていただいたが、初めて自民党籍を得ての議員としての出発なので、文字通り再出発だと思う。安全保障政策の違いからこういう選択をしたが、やはり自民党の中のいろんな文化もあるし、やり方もあるので、それは一から学んでいかなければならないと思っている。そういう意味では新人の思いでスタートしたいと思う」
その細野氏に小選挙区で敗れ、比例で復活当選した吉川赳議員は―
自民党(比例東海ブロック)
吉川赳衆院議員:「これは党の決定なのでしっかりと私も活躍をご期待申し上げる所であります。そしてまた県連であるとか、選挙区支部長という話は私があれこれ言う立場にはありません。それはしっかりと県連なり、組織の決定に従うつもりでいる」
渦中の山崎議員は取材に応じて…
一方で、週刊誌に女性問題を報じられた山崎真之輔参院議員。きょう、報道後初めて取材に応じました。
山崎真之輔参院議員:「週刊誌報道で記事化されていることは概ね事実でございます。従いましてそれによりまして当該彼女を傷つけてしまっていること、そしてまた苦しい思いを長年に渡ってさせてしまってることに対しまして心から真摯にお詫びを申し上げたいと思います。本当に申し訳ございませんでした。
そして先般の参議院補欠選挙直後のスキャンダルということもございまして、応援をして下さいました多くの皆様方に失望と落胆をさせてしまいました。大変に深く反省をいたしております。これらは全て私の若気の至り、また心の弱さそして不徳の致すところだと認識をいたしております。すぐにお許しをいただくということは当然難しいとは承知をしておりますけれども、私の限られた任期の中でひとつひとつ政治に向き合うことでの国政に全力を尽くすことで、信頼を回復して参りたいというふうに思っておりますのでどうか引き続きのご指導、叱咤を頂戴できればというふうに考えております」