静岡市が監査請求を却下「正当な期間を超えている」 清水庁舎の耐震診断問題
静岡市の清水庁舎の耐震診断に誤りがあるとして、建築士らが行った住民監査請求を市は却下しました。
耐震性能が劣ることなどを理由に、移転が計画されている清水庁舎の耐震診断について、建築士と市議ら3人は「ミスまたは作為がある」として、業者への委託費など8600万円あまりの返還を求め、住民監査請求を行っていました。
これに対し静岡市は3月8日、請求は1年以内という正当な期間を超えていて、訴える理由もないなどとして却下・棄却しました。
3人は今後、住民訴訟に向けて準備を進めていく方針です。