浜松・新野球場はドーム型? 川勝知事「固まりつつあると思う」 市長らが早期実現の要望書提出
静岡県が浜松市に建設を予定している新野球場の早期実現を目指す期成同盟会が、川勝平太知事に要望書を提出しました。
要望書を提出したのは、浜松市の中野祐介市長や浜松商工会議所の斉藤薫会頭ら期成同盟会の代表です。新たな野球場は、遠州灘海浜公園の篠原地区に建設が予定されていますが、照明がアカウミガメの生態に与える影響が懸念されています。
要望書で中野市長らは、アカウミガメの保護に配慮したドーム型にすることや2万2000人規模にすることなどを求めるとともに、川勝知事に早期建設を訴えました。
川勝知事:「結果的に、夜も雨天でもできるようにと。そうすればアカウミガメには影響がないということで、ドームの方向に固まりつつあるかなと思っている」
県は来年6月議会で基本計画を正式決定し、その後、国の事業認可手続きを進める方針を示しました。
浜松市 中野祐介市長:「いよいよ基本計画の作業も大詰めになってくるだろうということで、改めてきょうは期成同盟会として要望をさせていただいた。今後のスケジュールを明確に示していただいたということで、ひとつは先の見通しが見えたことの安心感があった」