浜松市東区でオオタカの死骸から鳥インフルエンザ陽性反応「高病原性」の可能性も 静岡県が注意呼びかけ

静岡県は浜松市東区で見つかった死んだ野鳥から鳥インフルエンザの陽性反応が確認されたと発表しました。感染力や致死率の高い高病原性の可能性があるということです。

画像: 静岡県庁

静岡県庁

 静岡県によりますと、7日浜松市東区でオオタカ1羽の死骸を回収し検査したところ、鳥インフルエンザの陽性反応が確認されました。

 これを受け国は死骸が見つかった場所から半径10キロ圏内の浜松市、磐田市、袋井市の一部を「監視重点区域」に指定し、警戒を強めています。

 致死率や感染力が高い「高病原性」の恐れもあり、現在遺伝子検査を進めていて、結果は1週間程度で判明するということです。

 静岡県内では、これまでに3羽の野鳥から「高病原性ウイルス」が検出されいて、県は死んだ野鳥を見つけても触らないよう呼び掛けています。