リニア新幹線工事の「生態系への影響」「発生土処理」について市の考えをまとめる議論が必要 静岡市

リニア中央新幹線事業の影響について評価する静岡市の協議会が開かれ、国の有識者会議の対話の状況などについて共有しました。

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リニア新幹線工事の「生態系への影響」「発生土処理」について市の考えをまとめる議論が必要 静岡市

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 21日静岡市役所で9ヵ月ぶりに外部の有識者を委員とする市の協議会が公開で開かれ、静岡県の担当職員もオブザーバーとして出席しました。

 静岡市では、リニア工事に伴う環境等への影響について調査・審議するため、2015年から専門家による協議会を設置しています。

 21日の会議では、難波市長が3つの論点で協議が進む有識者会議の現状について説明。

 今後は協議会として「トンネル掘削による大井川上流域の生態系への影響」と「発生土処理による影響」の2つの論点で議論が必要との認識を示しました。

 今後は必要に応じて、県やJR東海に対して意見を伝える考えです。

静岡市難波市長:
「市としての考え方をしっかり固めた上で、国の議論が進んでいるところに対して、市の考え方を説明していく姿勢が必要」