静岡市ラストスパートとスタートダッシュの新たな年 子どもたちにも新たな1年
新年がスタートし多くの官公庁や企業ですでに仕事が始まっていますが、学校にも児童の元気な声が戻ってきました。
田辺信宏市長:
「今年はご存知の通り、三次総のラストスパートと四次総のスタートダッシュの年です。三次総を8年間やってきた。本当に幹部職員のおかげさまで、コロナ禍はあったが、何とか世界に輝く静岡の実現に近づくための牽引となる五大構想、成果が見えてきた。」
4月の任期満了をもって退任する静岡市の田辺信宏市長。
5日朝、自身最後となる仕事始めの式で幹部職員40人に訓示しました。
田辺信宏市長:
「(幹部職員には)私自身がこの12年間意識改革をお願いしたルールではなくてバリューを大事にするという考え方、そして若手職員がはつらつと青雲の志・目標を持って新鮮な気持ちで市役所で仕事をしているそういう皆さんの声に耳を傾けて自分の少し固くなった頭を溶かしていただきたい。私も4月12日まで任期がある。きちんと四次総の線路を敷いて次の市長に渡していきたい」
新年をスタートさせたのは大人だけではありません。
「おはようございます」
沼津市の第三小学校ではきょうが3学期の始業式。
3年ぶりに行動制限がない年末年始を、子どもたちはどう過ごしたのでしょう?
Q冬休みはどこに行った?
児童:
「ばあばとじいじの家に行っておせちとかおもちを食べた」
児童:
「家でダラダラとかおばあちゃんちに行った。お年玉もらえたりして楽しかった」
沼津市立第三小学校 内田勝之校長:
「本当に元気に登校できたかなと思っている。普段どおり来てくれたので、とても良かったです。家族で旅行に出かけたとか、おでかけしたって話は結構聞けたので、本当に家族と一緒に過ごす充実した冬休みが迎えられたのかなと感じている」
少しずつ戻りつつある日常。
しかし、まだ気が抜ける状況ではありません。
5日静岡県内では新たに、静岡市で945人、浜松市で1171人、その他の自治体で3974人、合わせて6090人の新型コロナウイルス感染者が確認されました。
感染者の数は6日連続で前の週の同じ曜日と比べ少なくなっていますが、
感染者の数は高止まりが続いています。
また死者も8人が報告され、累計の死者は963人となりました。
沼津市立第三小学校 内田勝之校長:
「安易に何でもいいよってことはちょっとまた厳しいと思っている。リスクが高い部分はできるだけまだ我慢してもらって、その代わりクラスの中とか友達同士で楽しく過ごしたり、楽しく活動したり、そういうことを重要視、そっちの方を大事にしてきたいっていうことで、普段の活動が普通通りできるようにということをやっぱり一番考えている」
我慢は続きますが、子どもたちはしっかりと前を向いています。
児童:
「なんでも体育とかでも1番とかになれるようにしたい」
児童:
「割り算とか計算得意じゃないので、算数で計算をがんばろうと思う」
児童:
「ぜったいにあきらめない。努力して、努力を積み重ねていきたいです」