静岡県内の企業倒産4年連続で減少過去15年で最少も今後は新型コロナの影響で懸念も
静岡県内企業の倒産件数は4年連続で減少していることが民間の信用機関の調査で分かりました。
東京商工リサーチの調べによりますと、昨年度の県内企業の倒産件数は190件で、負債総額は381億870万円でした。
倒産件数は4年連続で減少していて過去15年で最も少なく、負債総額も前年度と比べておよそ50%減少しました。
倒産企業のうち新型コロナの影響による倒産は48件で、営業自粛の影響を受けた食品・飲食業が多く、老舗企業や小規模企業の倒産が目立っています。
東京商工リサーチは、新型コロナに関する支援策利用後の返済が始まり、資金的に息切れしている企業も発生していることから、
今後は倒産リスクが高まるとみています。