JR沼津駅周辺の鉄道高架化事業で静岡県、JR東海、JR貨物が工事協定 2042年3月の工事完了を目指す

静岡県のJR沼津駅周辺で計画されている鉄道の高架化事業の着工に向け、県と鉄道事業者による工事協定が結ばれました。

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JR沼津駅周辺の鉄道高架化事業で静岡県、JR東海、JR貨物が工事協定 2042年3月の工事完了を目指す

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 協定を結んだのは事業主体の県と鉄道事業者のJR東海、JR貨物の三者です。

 この事業は2003年に計画が決定したもので、鉄道を高架化することにより、駅の南北の往来や市街地の交通渋滞の緩和が期待できるとされます。
 一方で計画に反対する声もあり、長く市の課題となってきました。

 工事については、原地区に計画されている新貨物ターミナルの建設を、今年の秋ごろから始め、2042年3月までに鉄道の高架本体工事など全ての工事を完了させる方針です。

沼津市 頼重秀一市長:
「当時の渡辺朗市長が推進に関して表明して以来、30年以上にわたる長きにわたる懸案事項ということでございました。三者による調印式が無事に結ばれたということはまさに沼津の市民、多くの事業者、多くの方々が待ち望んでいたその瞬間がようやくきた」

 今回結ばれた協定では総額1280億円の工事費用が盛り込まれましたが、工事の完了まで1年ごとに協定を結ぶため、工期や費用が変わる可能性もあるということです。