訪問介護の介護士が80代女性にわいせつ行為か…市が社会福祉協議会に改善指導 静岡・沼津市

 介護士の男が利用者の80代の女性にわいせつな行為をしたとして逮捕・起訴された事件で、静岡県沼津市が社会福祉協議会に指導を行っていたことがわかりました。

 去年11月、当時沼津市の訪問介護事業所で働いていた53歳の被告は、1人暮らしの80代女性の自宅に訪問介護で訪れた際、わいせつな行為をしたとして、11月に逮捕・起訴されました。沼津市は事案の発覚後、立ち入り調査を行い、「行為が性的虐待に当たる」と判断。事業所を運営する市の社会福祉協議会に対し、今年3月、改善指導を行ったということです。

 沼津市社会福祉協議会は、「逮捕者が出て誠に遺憾。行政指導に従い再発防止と信頼回復に向け、全力で取り組んでいる」とコメントしています。