システム障害で一時証明書が発行できず ヒューマンエラーか…1日スタートの行政区再編とは無関係 浜松市中央区役所
浜松市の中央区役所で4日午前、システム障害が発生し、一時、戸籍証明書などの発行ができない状態となりました。
システム障害が起きたのは浜松市中央区役所の区民生活課で、午前8時40分ごろ、戸籍証明書などを発行するシステムに障害が発生し、一時、住民票の写しなどの発行ができなくなりました。浜松市によりますと、原因はヒューマンエラーとみられていて、年末に国保データの処理を行った際に、職員が同じ処理を複数回繰り返したことで、システムに負荷がかかり、遅延が生じてしまったということです。
市によりますと、システム障害はコンビニでの証明書交付サービスでも
発生していて、こちらは3日の夜に行った処理でエラーが生じ、サービスが停止したということです。
浜松市は復旧作業を進め、市内およそ60カ所の窓口で午前10時15分ごろに、システム復旧した後、午前11時15分ごろにはコンビニでのサービスも復旧しました。
この影響で、中央区役所が入る浜松市役所では、一時、窓口サービスが提供できなくなったほか、午前を中心に利用者による混雑もみられました。
今回のシステム障害について、浜松市は1日からスタートした行政区再編に伴う処理とは無関係だとしています。