細野豪志衆院議員の静岡5区支部長就任案の了承を先送り 自民党御殿場市支部 細野氏「いろいろ話ができたので良かった」
自民党の細野豪志衆院議員の静岡5区支部長就任案をめぐり、御殿場市支部は15日会合を開き、了承するかの判断を先送りしました。
昨夜行われた自民党御殿場市支部の会合には支部の役員や県議などおよそ15人が集まり細野氏も姿を見せました。
自民党県連は空席状態が続く衆院静岡5区の支部長として細野氏を党本部に上申する方向で調整しています。
衆院静岡5区を巡ってはおととしの衆院選で比例復活した元自民党の吉川赳衆院議員が支部長を務めてきましたがその後、離党。
空席となった支部長を城内実県連会長が代理で務めてきました。
就任案はこれまで6つの市と町の支部のうち5つで了承され、残るは御殿場市支部のみとなっていました。
きのうの会合で議論された結果、支部側が党員の意見も聞きたいなどとして、その場での了承には至らず判断を先送りしました。
細野豪志衆院議員:
「いろいろ話ができたので良かったと思う。私の方からは…はい」
支部側は29日に予定されている県連大会の前日に党員集会を開き、細野氏と党員の交流の場を設けるとしています。
自民党御殿場市支部勝間田邦英支部長:
「もう一度そこ(28日)でじっくりと細野さんの話を聞いて、党員等がもう少し理解をして容認してもらえれば。話し合いを設けたということはそれなりに前向きに捉えているということで良いかと思う」
御殿場市支部は支部としての結論を6月中旬に出す予定だということです。
また、細野氏と長年議席を奪い合い、わだかまりのあった富士支部は、おとといの会合で就任案を了承しました。
伊藤幸雄副支部長:
「じっくりお互いに時間を積み重ねていくことの中で融和を図っていく時間軸が僕は必要じゃないかなと」