静岡知事選の日程5月26日投開票で固まる 候補者として名前が上がる3人は
次の静岡知事選挙の日程も固まってきました。5月26日投開票となる方向です。
10日午前、静岡県議会では3会派による代表者会議が開かれ川勝知事の辞職に伴う「次の知事選」について話し合われました。
その中で、選挙日程は5月9日告示、5月26日投開票の方針が固まりました。
あすの選挙管理委員会で正式決定します。
告示まですでに1カ月を切っている“超短期決戦”です。
大村慎一氏:
「私が取り組みたいのは県政の立て直し。その一点でございます」
おととい、電撃的な出馬表明をした大村慎一氏。
10日静岡市内で取材に応じた大村氏は…。
大村慎一氏:
「まずはお疲れ様でしたと申し上げたい。一方でこれは大きな区切りなので、これからまた新しい県政を県民の皆様とオール静岡で作っていきたいと思っている」
大村氏が強調する「オール静岡」。
つまり「相乗り」の選挙態勢を作れるかどうか。
今、最大の焦点となっているのが、浜松市の経済界が擁立を目指す前浜松市長の鈴木康友氏の動向です。
鈴木氏は静岡朝日テレビの取材に対し、「国政と市政での経験を生かして、県政のかじ取りをする決意はある」と出馬への強い意欲を示したうえで、「近日中に判断したい」と話しています。
もうひとり、名前の浮上した立憲民主党の渡辺周氏。
渡辺周氏:
「最後、あの一言で結果として残念な終わり方をしてですね。全て台無しになっちゃったという気がしますね」
今週土曜日には、知事選対応をめぐり、労働組合組織・連合静岡と、立憲民主党県連、国民民主党県連、県議会のふじのくに県民クラブによる4者協議が行われます。
渡辺周氏:
「正直、あの自分だけが意欲をみなぎらせても、あのなかなかそんな叶わないことはもう分かっていますから。週末の4者会談がどうなるのかなと言うこと。まあ見届けたいと思っています」
「ふじのくに県民クラブ」
夕方、議員総会を開いた「ふじのくに県民クラブ」は
ふじのくに県民クラブ 田口章会長:
「会派の16人に対して、どのような方がふさわしいと考えるかというのをあげてもらったというのがあります。で、その中で数人の名前が挙がってきているものですから、紹介をさせてもらっています。会派として四者協議の中でどのようなコメントができるかというのをですね、今の話し合いをしているところです。」
自民会改革会議は
一方の自民会改革会議は
自民改革会議 増田享大代表
「逆算するとあまりにも時間がない中決めていかなければいけない。最大会派なので、その後の県政運営にも責任も持たなければならない。顔と名前ではなく、政策的なこと、県が抱える直面する課題認識は理解してもらえる。そういった方に名乗りを上げていただきたい。」
Qまとまらない場合は自主投票も?
「ではなくて、よりよい方向にというところ」