土砂流出問題で住民説明会 損害賠償求めて宗教法人を提訴へ 静岡・伊豆市
静岡県伊豆市で宗教法人の敷地内から土砂が流失している問題できのう、市が地域住民を対象に説明会を開きました。
およそ30人が出席した説明会では、市の担当者から経過説明が行われ住民からは農業や漁業などへの影響を心配する声が聞かれました。この問題は伊豆市の大平柿木にある宗教法人「平和寺」の敷地内から廃棄物の混ざった土砂が市が管理する土地や狩野川の支流に流れ込んだもので、市では流出を防ぐための柵を設置するなどの対応に追われました。土砂は数年前から搬入されていたとみられ、細かく裁断されたプラスチック片やがれきなども混入しているということです。
伊豆市では、宗教法人を相手取り損害賠償を求めて提訴することにしています。