【静岡県知事選挙】自民党本部が大村慎一氏を推薦する方針固める 大村氏は与野党対決の構図を否定しオール静岡を強調
9日告示の静岡県知事選挙をめぐり、新たな情報です。自民党本部が元副知事の大村慎一氏を推薦する方針を固めた
ことがわかりました。
Q:あさって告示の静岡県知事選挙について、県連からは大村慎一氏の推薦を上申されているが、党本部としての対応や検討状況は?
自民党梶山幹事長代理 午前10時すぎ:
「すでに静岡県連より静岡県知事選において大村慎一氏の推薦が上申されていると承知をしている。取り扱いについては、執行部でよく相談をさせていただきたいと思っている」
自民党の役員連絡会後の会見ではまだ対応は決まっていないと話した梶山幹事長代行。
関係者によりますと、このあと、茂木幹事長と小渕選対委員長が2人で協議して、大村慎一氏を推薦する方針を固め、静岡県連の城内会長に電話で伝えたといいます。
大村氏の推薦を巡っては、4月23日に県連が党本部に上申していましたが、「推薦を出して敗北した場合、岸田総理の政権運営に与えるダメージが大きい」として、党本部に慎重論があり、判断に時間がかかっていました。
告示日の直前に決まった自民党の党本部推薦。
これで静岡県知事選は、“与野党対決”の色彩がさらに強まることになりました。
党本部推薦について大村氏は…。
大村慎一氏 浜松市中央区 午後2時半:
「自民党本部としてもオール静岡の取り組みに賛同いただけると受けとめているので、より心強く思っている」
Q:与野党対決の構図も強まったことについては?
「そのように思われる方もいるかもしれないが、県政を県民の手に取り戻すというための選挙だと思っているので、引き続き、オール静岡の観点から取り組んでいきたい」