大雨で崩落する危険がある違法状態の盛り土を市職員がパトロールし是正へ 静岡・沼津市

大雨などで崩落の危険性がある不適切な盛り土を、静岡県沼津市の職員がパトロールしました。

 4日午前沼津市職員が訪れたのは、市中心部から車で西におよそ20分のところに造成された盛り土です。

 こちらは2021年に市の許可を得ていましたが、その後、許可の範囲を超える2万5000立方メートルの土が持ち込まれ、おととしには大雨で一部が崩落。

 沼津市が去年1月改善命令を出し、現在是正措置が取られています。(許可は1万9000立方メートル)

 沼津市職員は写真を撮ったり、勾配を測ったりして現状を確認していました。

 沼津市によりますと、市内には違法状態の盛り土が35カ所あり、定期的なパトロールで是正につなげたいとしています。

沼津市開発指導課・室伏正史主任:
「特にこれからは雨が降りますので、盛り土というのは雨が降った後に崩れる危険性がありますので、一つ一つ不適切盛り土を減らしていく考えであります」

沼津市
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