耕作放棄地を有効活用 静岡市6月補正予算案

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 静岡市の難波喬司市長は、一般会計で54億228万円に上る6月補正予算案を発表しました。

 そのうち耕作放棄地を使って、農地や企業用地の創出に取り組む法人を立ち上げる費用として30億円3900万円を盛り込んだということです。

静岡市 難波喬司市長:
「静岡市においては耕作放棄地など未利用用地や空き家の増加が続いています。これらを有効活用するために、農用地や企業立地用地などの改善する取り組みをする」

 背景には農家の高齢化で効率的な農地の運営ができていないことや企業用地が少なく誘致が難しいことがあります。市は一般財団法人「土地等利活用推進公社」を立ち上げ、土地所有者に活用方を提案したり企業との仲介をしたりするということです。市は葵区役所内に事務所を設置し、職員8人を派遣し8月の登記を目指すということです。

 この補正予算案は6月議会で審議されます。