浜岡原子力発電所から放射性物質が漏れ出たとの想定 静岡県が住民の避難手順などを確認する図上訓練を実施
大規模地震で浜岡原発から放射性物質が漏れ出た想定で、周辺住民の避難手順などを確認する静岡県の図上訓練が牧之原市で行われました。
牧之原市の原子力防災センターで行われている静岡県の図上訓練には、中部電力社員をはじめ国や県、それに周辺自治体の職員らおよそ200人が参加。
訓練は県内で震度7を観測する地震が発生し、浜岡原発から放射性物質が漏れ出た想定で行われました。
参加者は住民の避難状況を確認する班や放射線量を測定する班に分かれて情報を収集したり、センターと周辺自治体の役場や県庁とをテレビ会議システムで繋ぎ、情報を共有したりする手順を確認しました。