【衆院選】静岡県内の期日前投票伸びず 鈴木康友知事も投票を呼びかけ~知事定例会見

衆院選の投票日まであと5日です。静岡県内の期日前投票率が伸びていません。鈴木康友知事は県民に投票を呼び掛けました。

 衆院選は物価高対策も有権者が注目するテーマとなっています。

 減税や給付金など政策を訴える各党に対し、鈴木知事は22日の会見でこう話しました。

鈴木知事:
「今の財政の問題を考えると、財政規律をしっかり保っていくことも必要なので、施策のもととなる財源についてもしっかりと丁寧に説明をしていただきたい」

 今回の衆院選は自民党の裏金問題などで有権者の関心が高いとみられていましたが、期日前の投票率が低迷しています。

 静岡県選挙管理委員会によりますと、20日までに投票を済ませたのは14万9243人で、4・99パーセント。

 前回の同じ時期と比べ、半数以下にとどまりました。

鈴木知事:
「選挙というのは大事な意思表明ですので、民主主義の根幹でもあるし、ぜひ皆様には投票に行っていただいて、きちんと政治に選挙を通じて参画をしていただきたい」

 鈴木知事は浜松市長時代と同様、今回も県内の候補者を応援しない考えです。

 応援しない立場を示していましたが、直近の土日で県外の候補者3人の応援に駆け付けたと明らかにしました。

 このうちの1人が、裏金問題で処分を受けて自民党を離れた西村康稔元経産大臣です。

鈴木知事:
「古くからの友人として、逆風の中で本人は非常に頑張っているし、適切にこの問題についても責任説明を果たしているので、個人の思いで行った」

 その他の2人についても以前から友人として選挙応援に行っているということです。