静岡県の富士山入山料導入に地元住民から期待の声 富士山の環境保全を検討する会議
富士山の環境保全などを検討する会議が開かれ、来シーズンからの入山料の導入を目指す静岡県と地元の住民らが
意見交換をしました。
静岡や山梨県の関係者や地元の住民などが出席した富士山世界文化遺産協議会の作業部会では、今年の開山期の登山状況や弾丸登山を防ぐための両県の取り組みが報告されました。
静岡県は、登山者に入山管理料を義務付けることなどを
盛り込んだ条例案や、事前に日程などを登録する入山管理システムの利用状況について説明。
出席者からは、「山梨側で規制による成果が出ていることから、静岡側の取り組みも期待できる」という声や「両県で事前登録システムを統一するとわかりやすい」などという意見が上がりました。
静岡県 富士山世界遺産課 大石正幸課長:
「本日も広い視点から意見をいただいて、そういったものを踏まえながら、2月の議会にはしっかりと条例案として出せるように進めていきたい」