11月の有効求人倍率前の月を下回る 物価高から転職を希望する人が増え求職者数が増加 静岡県

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11月の静岡県内の有効求人倍率は、前の月を下回りました。物価高の影響で転職を希望する人など求職者数が増加しました。

 静岡労働局によりますと、11月の県内の有効求人倍率は前月を0.02ポイント下回り1.10倍でした。

 46カ月連続の1倍台で、全国値を0.15ポイント下回っています。

 求人数は3カ月連続の減少で、特に製造業は原材料価格や人件費などの上昇に伴うコストが増えたことや、海外景気の低迷などが要因とみられます。

 一方、求職者数は5カ月ぶりに増加しました。

 物価高の影響で生活費の補填(ほてん)を目的に、転職を希望する動きがみられるということです。

 静岡労働局は「引き続き物価上昇などが雇用に与える影響に注意する必要がある」としています。