黒塗りせずに…役員らの住所をサイト上で公開 3つのNPO法人の事業報告…9カ月以上公表された法人も 静岡県
静岡県は、内閣府のポータルサイト上で公表しているNPO法人の事業報告において、役員と社員の住所が一時、閲覧できる状態になっていたと明らかにしました。
個人情報が流出したのは、3つのNPO法人で合わせて16人です。県によりますと、役員と社員の住所を黒塗りして非公表とするところを黒塗りせずに掲載し、一定期間、閲覧できる状態になっていたということです。3つの法人のうち1つは、9カ月以上も公表されたままとなっていました。
7月28日にNPO法人からの指摘で判明し、すでに修正した内容をサイト上に公開済みだということです。県は、公表を行う作業を担当者のみで行っていて、チェック体制ができていなかったと原因を分析しています。