静岡市が「渇水アラート」…HPやSNSで興津川と安倍川の渇水状況通知

 大井川水系で取水制限が始まるなど、川の渇水が心配されています。静岡市は渇水状況をホームページなどで見ることができるシステムを導入しました。

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静岡市が「渇水アラート」…HPやSNSで興津川と安倍川の渇水状況通知

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静岡市 田辺信宏市長(1月8日):「静岡市では、渇水状況を市民の皆様に
お知らせするために、渇水アラートを作成し、ホームページやSNSでお知らせをしています」

 静岡市が導入した渇水アラートは、市民に状況を知ってもらおうと、市内を流れる興津川と安倍川の渇水状況をグラフにしたものです。グラフの目盛りで、最新の取水量と水の増減による市民生活への影響などがわかるようになっています。

 情報は順次更新され、市のホームページで見ることができるほか、葵区と清水区の区役所に渇水アラートのパネルが置かれています。現在2つの川は取水量が低下していて、特に興津川では通常期の85%となり、7日に渇水対策本部が設置されました。

 静岡市では「いまのところ取水制限を行う予定はないが、今後も雨が降る見通しがなく、市民には節水をお願いしたい」としています。大井川水系では15日朝から、島田市や焼津市など9つの市と町を対象に、上下水道は5%、工業用水と農業用水は10%取水が制限されています。