目標は2025年度末95% 「TOKAI-0」に向けて静岡県内耐震化進む きょう1月17日は阪神・淡路大震災から27年
6400人以上が犠牲になった阪神・淡路大震災からきょう1月17日で27年です。この間、静岡県では耐震化などの防災が進められてきました。
1995年に起きた阪神・淡路大震災では、初めて「震度7」が適用され、犠牲者の多くが建物の倒壊などによる圧死や窒息死でした。
これを教訓に、静岡県では2001年から耐震化に取り組むプロジェクト「TOKAIー0」を進めてきました。
県によりますと、住宅の耐震化率は2003年は72.9%でしたが、2018年には89.3%に伸び、県は「2025年度末で95%」を目標としています。防災・減災政策では、11年前の東日本大震災を機に避難タワーの整備など津波対策も進められています。