停滞続く…静岡県内3カ月景気予測 部品不足や原材料高の影響拡大 静岡経済研究所調べ
静岡経済研究所は来月までの3カ月間の県内景気について、「部品不足や原材料高の影響が拡大し停滞が続く」と予想しています。
静岡経済研究所は、9月に調査した先月から来月まで3カ月間の県内主要産業の見通しを発表しました。 この中では、「半導体不足に加えて海外で生産される部品不足の影響が拡大し、多くの食品の値上げなど原材料価格の高止まりが製造業だけでなく非製造業にも影響し、県内景気は停滞が続く」と予測しています。
業種別の見通しでは、「工作機械」は5段階で2番目に高い『順調』のまま推移しますが、「自動車販売」は下から2番目の『低調』のまま推移。 また「観光・レジャー」と「外食」は、前年の需要喚起策の反動を受けて最も低い『不調』のまま推移するとみています。