スズキの鈴木修相談役地元浜松市でお別れの会 静岡県内の政財界から大勢の参列者が

去年亡くなったスズキの鈴木修取締役のお別れ会が地元浜松で開かれ、県内の製材から多くの関係者が出席しました。
2024年12月に亡くなった自動車メーカー・スズキの鈴木修相談役。
お別れの会は、先週都内でも開かれましたが、14日は地元・浜松での開催です。
久須美舞記者
「多くの参列者が予想されることから、浜松駅と商工会議所の2箇所からシャトルバスが出て、参列者を送迎しています」
政界から
浜松市長時代から最大の支援者であり続けた、鈴木康友知事も会場を訪れました。
鈴木康友知事
「私にとって1999年から四半世紀以上にわたって公私共に本当にお世話になった親父のような存在でありましたので、改めてこれまでのご恩に感謝するとともに思いや教えをしっかりと受け継いで、これからまた知事として、政治家として頑張っていきたいと思います」
また、石川嘉延元知事の姿も…。
石川嘉延元知事
「私が知事に立候補しようとした時に西部経済界の英雄とも言えるような鈴木さんが真っ先に支持の声明を出していただいて、私に対する足の引っ張りや嫌がらせ、そういうものが一気になくなったということで、何よりも強烈な印象として残っておりますね。」
その他にも、多くの政界関係者が会場に足を運びました。
浜松市 中野祐介市長
「我々の浜松、これまでの経済・地域の発展は、鈴木修相談役が牽引するスズキの発展と歩みを同じくして、発展してきたんだなと改めて痛感したところです。」
静岡市 難波喬司市長
「中小企業のおやじとご自身がおっしゃっていて、本当に現場目線でいろんなことを見ておられる方だなと思いました。会社のこともそうですけど、地域に対する愛情、思いというのが非常に強い方だと実感していました」
塩谷立元衆院議員
「故郷の本当に偉大な人物を亡くしたということで、誠に残念でございます」
立憲民主党 源馬謙太郎衆院議員
「遺志を引き継いで、浜松を元気にしながら、そして常に相談役に教えていただいた「小さなことを大事にして大きな仕事をしていく」ということに努めていきたいと思います」

経済界からも
経済界からも多くの参列が…。
JR東海の丹羽俊介社長の姿も確認できました。
その他にも…。
遠州鉄道 斉藤薫相談役
「世界的なレベルの会社なんだけど、ものすごく細やかに地元のことをご指導いただけるような部分がありました」
ヤマハ 中田卓也会長
「とにかく行動されるんですよね。何年か前に足をけがされたときも「これで車いすに乗ったら歩けなくなるんです。だから僕は歩くんです」と。動くことを大事に、現場を大事にされていました」
はごろもフーズ 後藤康雄会長
「やっぱり寂しいですね。大先輩なんだけど、随分うちは私も私の会社もすごくかわいがっていただいたんです100でも110でも頑張って残ってもらいたかったとつくづく思います。かけがえのない人だったと思います」
