静岡・川勝知事「理解得られなければリニア中止やルート変更を」自民党の特別委員会で発言
静岡県の川勝知事は26日、自民党政務調査会のリニア中央新幹線に関する特別委員会で「理解が得られない状況では工事中止やルートの変更をすべき」と主張しました。
自民党本部とリニア沿線の10都府県の知事らをリモートで結んだ特別委員会は、冒頭のみが公開され、川勝知事はリモートで参加しました。委員会終了後取材に応じた川勝知事によると、出席した国会議員から着工に向け大井川流域住民らの理解を得るよう求められたとした上で、次のように話しました。
川勝平太知事:「住民の理解が得られているとは到底思えない理由を7つ挙げました。従って、可能性として工事の中止と、それから南アルプスルートを変更すると元のルートに戻すということですけど、そういう発言を3分ほどでやった」
また特別委員会の古屋圭司委員長から、静岡県以外の沿線9都府県が加盟しているリニア建設促進期成同盟会に入るよう促されたということです。