沼津駅周辺の高架化 事業費は3割増の1034億円… 完成は2040年度へ 労務費や工事費の上昇が要因に 静岡県
静岡県はJR沼津駅周辺の鉄道高架化事業の事業費が、1034億円とこれまでの約1.3倍となり、完成は2040年度になる見通しを明らかにしました。
県は公共事業の客観性と透明性を図るため、パブリックコメントを毎年実施しています。これに合わせて公開された資料で、沼津駅周辺の鉄道高架化事業の事業費は247億円増加し、1034億円となる見通しであることが分かりました。
増加の要因として県は当初の計画以降、労務費や工事費が上昇したことなどを挙げています。また事業計画は7年延長され、高架化の完成は2040年度となる見込みです。パブリックコメントは、8月12日まで実施されています。