山の事故や遭難の防止を アウトドアショップで警察などが声掛け 静岡市
大型連休の外出シーズンを前に、アウトドアショップの店舗前では警察などが事故や遭難の防止を呼びかける取り組みが行われました。
移動中の交通事故や山登り中の遭難を防ごうと、静岡市清水区にあるアウトドアショップSWEN清水店では警察や交通安全指導員が店を訪れた客に声をかけました。
呼びかけでは「山岳遭難多発」と書かれたチラシと合わせ、反射ネックストラップがついたライトが配られました。県内では8日、ロッククライミングで男女3人が死亡する事故が発生し、23日には静岡市内の山で遭難したおそれがあるとみられる男性の遺体が見つかっています。
SWEN清水店
中岡康敬店長:「ニュースを見るとショックというのが一番ありますね。身近な我々のお客様もありますし身近な人々の事故なので」
静岡県警
増井健吾交通課長:「行楽の場所へ向かう前から、交通安全、山岳事故、レジャーの事故、これを防止するためにですね、お声がけをさせていただいております」
警察によりますと2021年、県内では72件の山岳遭難があり、そのうち約3割が4月から6月の間に発生しています。死者・行方不明者は6人におよぶということです。