インバウンド客を静岡県東部に呼び込みたい 静岡・三島市は「経由地」として利用され観光客に占める宿泊者の割合は少ない

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 インバウンド客を静岡県東部に呼び込む方策を話し合う会議が三島市で始まりました。

 静岡県内のインバウンド客はコロナ禍前の8割にとどまっていて、とりわけ三島市は「経由地」として利用され、観光客に占める宿泊者の割合が12%と少ない現状があります。

 会議では三島市を拠点に伊豆や富士山の方面に観光客を周遊させる方策が話し合われました。

 地元の観光協会から「三島の観光案内所で広域の情報を」という声や「スピード感をもって対応すべき」という意見が出されました。

●三島市観光協会 宮﨑眞行専務理事:
「どれが正解かわからない世の中じゃないですか。だからとにかくやってみる。色々なことをやってみる」

●県東部地域局 笹野努伊豆観光局長:
「課題を特定して何をしたらいいのか、しっかり皆を巻き込んでやっていくという仕事も同時に必要だと思う」

 今後はヒアリング調査やデータ分析を行い年内に具体的な課題解決策を示す方針です。