大雨の影響で「地すべり」の危険高まる 静岡県が緊急対策工事へ 浜松市天竜区
浜松市天竜区で、台風2号などによる大雨の影響で地すべりの危険性が高まっていることから、静岡県は緊急対策工事をすると発表しました。
浜松市天竜区長沢では、2日の大雨の影響で、縦80メートル横70メートルにわたり、地滑りが発生する危険性が高まっています。
県によりますと、国交省に申請していた災害関連緊急地すべり対策事業が、16日付で採択されました。これにより、2・1億円の応急工事費のうち、3分の2が国から補助を受けられる、ということです。
応急工事では、地下水から水を抜くためのボーリング工事や地質調査などが行われる予定で、県は7月をめどに本格復旧工事を計画し、予算などについて、国に追加申請する方針です。