生活保護費630万円多く支給…130万円の支給漏れも 静岡・掛川市が算定ミス
静岡県掛川市は2020年からの3年間、生活保護費の算定ミスで600万円以上の過大支給などがあったと発表しました。
掛川市によりますと、2020年4月からことし3月まで、生活保護費の算定ミスにより、およそ630万円の過大支給とおよそ130万円の支給漏れがあったということです。
3月下旬、前任の担当職員から業務を引き継いだ職員が4月分の生活保護費を算定した際に誤りに気付き、過去をさかのぼり確認したところ、3年間のミスが発覚したということです。
市は、「職員の研修体制を強化し、再発の防止に努める」とコメントし、今後、支給漏れの対象者には追加支給を行い、過大支給の対象者への対応は検討中としています。