浜岡原発の緊急事態想定し訓練 県や周辺市町をテレビ会議でつなぎ、連携を確認 静岡・牧之原市
静岡県牧之原市にある原子力防災センターでは、浜岡原発の緊急事態を想定した訓練が実施されました。
訓練は県や中部電力、周辺の市町をテレビ会議でつないで行われました。震度7の地震により、原子力災害が起こった想定で、原発から5キロ圏の住民に安定ヨウ素剤を服用しての避難や30キロ圏の住民に屋内待避を呼び掛ける応急対応訓練が行われました。
風向きにより、放射線量が高くなった自治体に一時的な避難を呼び掛ける訓練では、関係機関の連携が確認されました。
例年の訓練は2日間行われますが、今回はコロナ禍で規模を縮小して実施されたということです。