企業倒産「抑制」から「増加」に…原材料の価格上昇や円安など懸念材料多く 3カ月連続で増加、13カ月ぶりに20件を上回る 静岡県

 5月の静岡県内の企業倒産件数は、3カ月連続で増加し13カ月ぶりに20件を上回ったことが、民間の調査機関の調べで分かりました。

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企業倒産「抑制」から「増加」に…原材料の価格上昇や円安など懸念材料多く 3カ月連続で増加、13カ月ぶりに20件を上回る 静岡県

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 帝国データバンク静岡支店の調べによりますと、5月の県内企業の倒産件数は前の月を3件上回る21件で、13カ月ぶりに20件を超えました。大型倒産はなく、負債総額は前の月を21億円以上下回る27億3400万円でした。

 帝国データバンクは「今年に入っても企業倒産は抑制傾向が強かったが、ここへきて3カ月連続で増加している。原材料の価格上昇や円安など企業の懸念材料も多く、コロナ関連融資の返済が始まる企業もあり、倒産は抑制傾向から増加に転じ始めている」と分析しています。