地価の平均変動率17年ぶり上昇 住宅地5年連続で下落率縮小 工業地は下落した地点なし 静岡県

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 静岡県内の地価が公表され、全ての用途を合わせた県内の平均変動率は17年ぶりに上昇しました。

 県内の最高価格地点は、住宅地が静岡市葵区西草深町で1平方メートルあたり32万8000円でした。住宅地は5年連続で下落率が縮小しています。商業地は静岡市葵区呉服町で、1平方メートルあたり148万円となりました。新型コロナの影響で、一時は地価が下落したものの、コロナ前の水準に戻りつつあります。工業地も新型コロナが落ち着いて景気が回復し、県内で下落した地点はありませんでした。

 一方、トランプ関税による今後の影響については、企業が設備投資を控える動きが考えられ、工業地にマイナスの影響が出る可能性があるということです。

 全ての用途を合わせた平均変動率はプラス0・1%で、17年ぶりに上昇しました。