資材高騰などで建設工事の再入札またも不調に 開院が先延ばしの可能性も… 静岡市の桜ヶ丘病院
静岡市のJR清水駅東口に移転する桜ヶ丘病院の建設工事の再入札が、再び不調に終わったことがわかりました。開院先延ばしの可能性も出てきています。
桜ヶ丘病院の建設工事を巡っては、病院を運営するJCHOが3月に一般競争入札を行いましたが、病院側の予定価格を下回る業者はなく不調に終わっていました。
JCHOによりますとその後7月から再び業者を募集していて、5日が期限となっていましたが今回も病院側の予定価格を下回る業者がなく、再び成立しなかったということです。JCHOはコロナ禍の影響による資材高騰などが影響しているとみていて、今後は入札に参加した業者との「価格交渉を進めたい」としています。
新たな病院は当初、2023年度中の開院を目指していましたが、市は半年以上の遅れが出る可能性があるとみています。