「2022年は生まれ変わる…」 静岡・川勝知事 新春知事対談(前編)
石田和外アナウンサー:「2021年の12月に知事は『2022年は生まれ変わる』とおっしゃいました。どう変わるのでしょうか」
静岡県
川勝平太知事:「うかつな発言というか脱線することがよくあり、そうしたことをしないように。言葉は言霊も持つし人を傷つけることがある。公人としての言葉はあると」
去年6月の知事選で圧倒的な強さを見せて4選を果たした川勝知事。その後「ノーサイドにはあらず」と10月の参院補選、衆院選と自民との対立関係を続けました。その中で出てきた「コシヒカリ発言」。県政史上初の辞職勧告が決議され、知事は謝罪に追われました。
川勝知事:「ノーサイドをワンサイドの方に味方して敵対関係になった一貫して敵対関係になったのが政権与党 そこに大きな溝を作った これが間違い 公人としては県民全体の負託を受けているので分断する形になったということで原点に戻るとノーサイドに戻ると応援弁士は引き受けない」
2009年の就任以来、川勝知事は日本航空との搭乗率補償問題や田辺静岡市長との県都構想議論、さらに菅総理を批判する教養レベル発言など自身の考えを強くアピールし、結果として県民の支持を広げてきました。このスタイルが今後は変化していくのでしょうか?
石田アナウンサー:「これまでの知事を見ていると対立の構図が出来てそこで強い言葉で相手に対峙してそれのよって県民の注目を集めて関心が高まっていくいくつかあったとおもうんですけど」
川勝知事:「私はそういう風によく言われるがへえと思う。間違っていることを間違っているという。これは見過ごしてはならないことがたくさんある。明らかに間違っていることをそのまま見過ごすことはいけない。それが相手に対して難詰するように見えると敵を作っているように見える。相手の間違いやその中の間違いをどう正していくのか、いろいろなやり方がある。人様の意見も聞いてケンカにならないようにしていきたい」
石田アナウンサー:「強い相手に対してもケンカをしないようにアプローチの仕方が変わるのですか」
川勝知事:「無礼につながるようなことは礼を失するような形での勇気は控えないといけないということ」