高さ30mの『水柱』…水道管から勢いよく水が噴き出し 空気弁の破損が原因か 浜松市
4日午前、浜松市西区で、水道管から高さ30メートル近くまで水が吹き出し、一時騒然としました。
水柱
高林寛仁カメラマン:「浜松市西区伊左地町です。水道管から勢いよく水が飛び出し、水柱ができています」
勢いよく垂直に吹き出した水。その高さは30メートルに達し、まさに水の柱のようです。
午前2時ごろ、浜松市・西区の伊左地町で水道管から水が漏れる事故がありました。浜松市によりますと、漏水した水道管は直径は70センチほどの上水菅で、付近の配水池から西区と南区の一部およそ4万1000世帯に水を供給する幹線水道管ということです。
空気弁が老朽化して水圧に耐えきれなかったか
浜松市によりますと、漏水は水道管の中の空気を自動で抜く「空気弁」という部品が破損したことが原因で、老朽化により水圧に耐えきれなかったとみられています。
見ていた男性:「まさか、こんなところで水が吹き上がるのは初めて」
見に来た女性:「そういう観光地があるのかと思った感じ。ちょっと心配。このくらいの水が無駄になっているかと思うと…」
浜松市などによりますと、現在までに断水などの影響はなく、けが人もいません。午後1時頃から修理を始め、午後2時50分に水は止まりましたが、西区を中心に2万4000世帯に水の濁りが発生する可能性があるとしています。