期成同盟会の公金110万円着服か…市長「事務局担う掛川市職員の着服は断じて許されない」 警察に被害届 静岡・掛川市

 静岡県掛川市は4日、職員が110万円を私的流用した、と発表した。市は同日、掛川警察署に被害を届けた。

 発表によると、掛川市土木防災課の30代の主任は、2022年度から25年度にかけて、掛川市が事務局を務めている「島田・磐田間バイパス建設促進期成同盟会」(掛川市・島田市・磐田市・袋井市)と「県道大須賀掛川停車場線整備促進期成同盟会」(掛川市・袋井市)の公金計110万円を着服し私的流用した、という。会計の事務処理にあたり、両同盟会の通帳の提示を求めた際、不正行為が発覚した。主任はすでに全額を返金している、という。

 掛川市の久保田崇市長は「島田市・磐田市・袋井市から預かっている公金を、事務局を担う掛川市の職員が着服、私的流用したもので、断じて許されるものではありません。捜査機関に全面的に協力します」などとするコメントを発表した。

掛川市役所
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