トップシークレットの「駿府御城内絵図」を静岡市歴史博物館で展示 謎に包まれている駿府城の当時の様子を描いた絵図

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 関連史料がほとんど見つからず、多くが謎に包まれている駿府城。その謎を解明できる可能性がある資料の展示が始まりました。

●静岡市歴史博物館学芸課 廣田浩治課長:
「江戸幕府の中の限られた人たちだけが知り得る、トップシークレットに当たる情報だろうとは思います」

「トップシークレットにあたる情報」が描かれているのは駿府御城内絵図。これは姫路藩主の酒井家に伝わったとされる駿府城の当時の様子を描いた絵図です。

 山梨県山梨市にある老舗時計店の店主が所有していたもので、静岡市が100万円で購入。現在は静岡市歴史博物館で特別に展示されています。

●静岡市歴史博物館学芸課 廣田浩治課長:
Q県庁はどこに?
「静岡県庁はこちら側になります」
「歴史博物館はこの青いところが堀なんですが、1番外の堀と真ん中の堀に挟まれたあたりにあります」
「これまで駿府城を描いた絵図はいくつかありますけれども、大抵の絵図が天守の部分については何も書かれてないですね」

 駿府城は徳川家康が将軍職を2代秀忠に譲った後、大御所政治を行った城。火事や地震で被災する度に天守台や他の建物は再建されましたが、天守は詳細な史料が残されておらず、再建されることはありませんでした。

 そんな中、見つかった駿府御城内絵図。家康のいる天守をどのように守っていたのか、今までよりも分かるようになったといいます。

●静岡市歴史博物館学芸課 廣田浩治課長:
「こちらの絵図で言うと、真ん中に天守があるその周りを櫓が取り巻いてるその櫓を渡り櫓で繋いでいるんですね」

 家康のいる天守は櫓で囲み、さらに天守まではいくつもの壁があり、例え幕臣であっても簡単に天守まではたどり着けなかったことがわかるということです。

 城の防衛に関する記述は幕府の最高機密情報。当時は限られた幕臣しか知り得ませんでした。

●静岡市歴史博物館学芸課 廣田浩治課長:
「城絵図っていうのは大体が全部軍事機密なんですけども、この絵図を見ることができる人も極めて限られている」

トップシークレットの「駿府御城内絵図」を静岡市歴史博物館で展示 謎に包まれている駿府城の当時の様子を描いた絵図

 廣田さんはこの絵図をきっかけに、今後、さらに詳しい史料が出ると期待します。

●静岡市歴史博物館学芸課 廣田浩治課長:
「全国のお城の研究をされている方の意見なども伺う機会が持てればなと」
「駿府城についての詳しい資料や情報が揃ってくるようなことがもしかしたら期待できるかもしれません」

 天守の謎を解明する一助になるか。駿府御城内絵図は静岡市歴史博物館で2月15日まで一般公開されます。

トップシークレットの「駿府御城内絵図」を静岡市歴史博物館で展示 謎に包まれている駿府城の当時の様子を描いた絵図
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