「記者会見はしない」「雲隠れしたわけではない」「議員辞職しない」「主張は法廷で明らかに」 18歳との飲酒疑惑の吉川赳議員が地元記者クラブの会見の要望を断る 静岡・富士市
18歳の女子大学生に酒を飲ませ、現金を渡したなどと週刊誌に報じられ、自民党を離党した吉川赳衆院議員。吉川議員は29日、報道機関に対し「記者会見は辞退する」との考えを明らかにしました。
6月10日、18歳の女子大学生と飲酒し、現金4万円を渡したなどと報道され、自民党を離党した吉川赳衆院議員。7月15日には、自らのブログで「ひとえに我が身の不徳の致すところであり、心からお詫び申し上げます」と見解を公開していました。
一方、地元・富士市の記者クラブは27日、自らの疑惑を晴らすよう吉川氏に記者会見の開催を要望しました。これに対し、吉川氏から29日に回答があり、「本問題に関する私自身の考え方につきましては、全て私のブログにおいて公表したとおりです。今回の記者会見のご要望につきましては辞退致します」と回答、出版社に対し提訴を準備中だとしたうえで、「今後の当方の主張は、法廷で明らかにしていく所存です」としています。
記者クラブ宛に送られた回答書には、「今後も、私は、衆議院議員として、国会の活動及びその他の 政務につきまして、今まで同様、積極的に活動していく所存でおります」と、当面、議員辞職しない考えを改めて強く主張しています。また、公の場に姿を見せず、雲隠れが続いているとの指摘については、「国会閉会中であったにすぎず、特に姿を隠していた認識はありません」としています。