出馬理由は“長い付き合い”と“望む声” 静岡・東伊豆町長選立候補表明の岩井氏「骨をうずめる覚悟で」
6月の静岡県知事選挙に立候補した元参院議員の岩井茂樹氏が30日会見を開き、来年3月に任期満了となる東伊豆町長選挙への出馬を表明しました。
29日、速報でお伝えした、岩井氏の町長選出馬の意向。午前、町内の事務所で開いた会見で、正式に表明されました。
岩井茂樹氏:「骨をうずめる覚悟で出馬をさせていただくことを決意をいたしましたので、きょうこの場にて正式に表明をさせていただきます」
岩井氏は国土交通省の副大臣などを務め、6月の知事選への立候補に伴い、参院議員を辞職。知事選では現職の川勝平太氏に敗れたものの、東伊豆町では川勝氏の得票を上回りました。
町長選へ出馬する理由は町の人と長い付き合いがあり、町内から望む声があったためとしています。
岩井茂樹氏:「東伊豆のみなさんとのおつきあいというのは、実はもう16年くらいになりまして」「東伊豆の皆さまの熱い思いを、知事選のあと、お礼参りしながらいただいた」「『お前がここの町長になってくれたらそれだけでワクワクする』と言っていただけた。これからの政治にはそのワクワク感が重要だと思う」
岩井氏は国政の経験を生かし、人口減少問題などに取り組むとしました。
東伊豆町長選では現職の太田長八氏が不出馬を表明していて、立候補を表明したのは岩井氏が初めてです。