大型連休でにぎわう静岡県内の観光地 一方、外国人観光客にも人気の絶景スポットでは、オーバーツーリズムが問題に
大型連休とあって、にぎわう県内の観光地。しかし、外国人観光客にも人気の絶景スポットでは、オーバーツーリズムが問題となっています。
茶摘みの最盛期を迎えている、富士市の大淵笹場にある観光茶園。雄大な富士山の麓に、新緑の茶畑が広がります。
●ドイツから:
Q.フィアンセ(婚約者)?
彼氏「たった今、婚約者になったばかりです。実は、この場所で婚約したんです」
一生に一度の舞台に選ばれるほどの絶景。
●ドイツから:
彼氏「緑で包まれ、木の配置が絶妙です。まるで映画のようです」
●フランスから
夫「ネットで検索するとすぐに出てきました」
妻「インスタグラムです」
定番の富士山に、世界的な抹茶ブームも追い風となり、ここ数年で外国人観光客が急増しています。製茶会社のインバウンド向けの観光ツアーにも、多くの参加者が…。
●フランス人(女性)
「初めて茶畑に来たのですが、とても美しいと思います」
富士山と茶畑という、日本らしさあふれる絶景が人気を集めています。
一方で、問題となっているのが…。
●実況:「あちらの観光客の方、茶畑の中に入って写真を撮っています」
観光客殺到によって生じる観光公害、オーバーツーリズムです。
●外国人観光客:
Q.立ち入り禁止のルールを知っていましたか。
「知らなかったです。ごめんなさい」
●大淵二丁目ささば景観保存会 藤田好廣代表:
「写真映えで、あそこがいいねって入って、足元確認しないで入っていってつまずいてよろけて倒れるとかね」
茶葉を傷つける恐れもあるため、茶畑内への立ち入りは禁止されています。さらに…。
●実況:
「ハングル文字の落書きがあります。ここに2026年4月14日と書かれています」
石を使って書いたのでしょうか。この場所を訪れたことの記録が残されていました。
●大淵二丁目ささば景観保存会 藤田好廣代表:
「自分のここへ来たっていう証跡を残すためかどうか分からないですけど。これも結構、消すのに労力いりますからね」
多言語での注意喚起や定期的な見回りも行っていますが、ルールの周知に苦労しています。
●大淵二丁目ささば景観保存会 藤田好廣代表:
「他人様に迷惑をかける行為、こういったところだけは許せないので」
こうした対策のため、4月から一部の観光客に対して、協力金を呼びかけています。
●大淵二丁目ささば景観保存会 藤田好廣代表:
「彼らも旅行者だから、悪い人ばかりじゃないのでね。そういうことも踏まえて、私らはおもてなしの精神は忘れずに皆さんに(協力金を)お願いしています」