新たな博物館は富士宮駅近くの駐車場に建設 静岡・富士宮市は2030年度に開館を目指す
静岡県富士宮市が2030年度に開館を目指す新たな博物館について、市は富士宮駅近くの駐車場に建設すると発表しました。
富士宮市は開館から45年が経つ市民文化会館の耐震化工事や、浸水リスクなどを踏まえ、新たな博物館の建設を進めています。
建設場所について、富士宮市の須藤秀忠市長は11日の記者会見で、「富士宮駅前交流センター」の駐車場にすると発表しました。この場所は駅から直線距離でおよそ200メートルという好立地で、市は、駅前の商店街に近く、周辺施設との連携も期待できることなどから、にぎわい創出につながるとしています。
一方、基本構想では17億円から22億円の事業費が見込まれていることから、反対する市民団体がおよそ4860人分の署名とともに建設の是非を問う住民投票条例案を提出しましたが、市議会で否決されています。
市は当初より規模を縮小したとしていますが、物価高騰などの影響で現在策定中の基本計画では概算の事業費は増える見通しだということです。
●富士宮市 須藤秀忠市長:
「富士宮市の歴史、文化というものを後世に伝えると同時に、市民にも理解していただく。商店街の活性化のためにも、街中にもっともっと観光客が訪れたり、知ってもらうためのにぎわいの場になったりなど、1日も早く作りたいなというような思い」
そのうえで須藤市長は賛成反対の両意見あるが、出来上がれば市民はきっと喜ぶと期待を寄せました。
市は、5月下旬から6月にかけ市民説明会やパブリックコメントを実施しながら基本計画を策定し、2030年度の博物館開館を目指しています。