「遭難したら助けてもらえばいいというのはとんでもない話」 富士山閉山中の無謀な登山について静岡・富士宮市の須藤秀忠市長が強い危機感
富士山閉山中の無謀な登山について、静岡県富士宮市の須藤秀忠市長は強い危機感を示し、県に再び対策を求めました。
●富士宮市 須藤秀忠市長:
「富士山は聖なる山で死人の山にしたくない」
閉山中の富士山をめぐっては、外国人などの無謀な登山が相次いでいて、4月には滑落事故で死者が出ています。
富士宮市の須藤市長は、去年6月に続いて県庁を訪れ、知事に実効性のある対策を要望。言語を問わず認識できる警告表示の設置や防災ヘリの救助費用の当事者負担を、早期に検討することなどを求めました。
●富士宮市 須藤秀忠市長:
「もし(救助隊の)2次遭難があったら、我慢できないっていう怒りになってきますよね。冗談じゃない。本当に止めてくれというのは強く訴えたい」
そのうえでルールを無視して登山する人に対しては。
●富士宮市 須藤秀忠市長:
「自己責任になってない。遭難したら助けてもらえばいいというのは、とんでもない話。命がけの登山になるのでやめてほしい。救助を求めないでほしい」
このように述べ、救助を求める事態にならないよう改めて強く求めました。
須藤市長は防災ヘリの費用負担を導入している埼玉県の事例も踏まえ、国に登山抑止につながる法改正を促すよう県に訴えています。知事には3度要望したとしていて、「知事も一生懸命動いてくれているが、解決するのも難しいようだ」と話しています。