マイナポイント紐づけミス浜松市で3件発生 いずれも担当者の人為ミスで商品券で賠償
全国でも多発しているマイナンバーカードをめぐったトラブルで、浜松市は「マイナポイント」のひも付けミスが、これまでに3件発生したと明らかにしました。
全国で交付が進むマイナンバーカード。
健康保険証や国からの給付金などの受け取り口座をひも付けすることで、最大2万円分の「マイナポイント」が受け取れたことから、2月下旬には、静岡県内でも申請を求める人の姿が各地の行政機関に多く見られました。
29日県内では初となるトラブルが明らかになりました。
浜松市市民生活課
戸籍・住基担当 増田晴美課長:
「マイナポイントを支援する窓口で、誤ってひも付けてしまったという事案が3件起きた」
浜松市によると「マイナポイント」のひも付けミスがあったのは、去年9月と11月。
原因はいずれも申し込み者や窓口支援員によるヒューマンエラーでした。
窓口で手続きした人がマイナンバーカードにひも付ける決済サービスの登録途中で、作業を中断した時に、登録端末のログアウトをしないまま、次の申し込み者が登録してしまったことで、ミスが発生したといいます。
浜松市市民生活課
戸籍・住基担当 増田晴美課長:
「市としては1人の支援が終了するごとに「ログアウト」と伝えていたが、そこが徹底していなかったと思う。市民の皆さまに心配をかけることになり、大変申し訳ありません」
浜松市はポイント付与ができなかった市民に対し、委託業者が最大ポイント付与と同等の2万円分の商品券を渡したということです。